米Twitter社は、現地時間の3月5日、米Nielsen社と共同で、企業向けのブランド調査ツール「Nielsen Brand Effect for Twitter」の提供を開始したと発表している。
同ツールは、Twitter社が提供する『プロモツイート』サービスが、「どれだけブランドの認知度を高めているか?」または、「実際の購買行動へどれだけ寄与しているか?」といった点を調査できるというもの。
対象は、広告主企業を想定しており、外部サイトへの移動やポップアップ画面に移動することもなく「Twitter」内で完結するアンケート方式で調査は実施できるそうだ。また、調査自体は、デスクトップやタブレット、スマートフォンのいずれも可能で、端末によって制限されることはない。
この調査には、すでにNielsen社が広告主向けに提供している「Nielsen Brand Effect」の手法が採用されており、「関心カテゴリ・地域・性別」といったセグメントによる分析も可能になっているが、調査結果に関して、ユーザーの個人情報が、Nielsen社や広告主に確認されることはないそうだ。
プライベートな「つぶやき」が、パブリックな一面を見せ始めた状況を物語るような今回の新サービス。知っているか知りませんか?レベルにとどまってはいるが、世論調査レベルにまで発展することはあるのだろうか。ウェブサービスのひとつであるため、ランダムを対象にすることはできそうもないが。
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