コカ・コーラシステムは、新しいコーヒーブランド「LUANA(ルアーナ)」の新商品『LUANA 味わいラテ』と『LUANA ほろにがブレンド』を、2013年5月13日から全国で新発売する。
ブランド名の「LUANA(ルアーナ)」は、ハワイ語で“リラックス”や“満足”を意味する言葉で、素材本来の味わいに“満足”しながら、“リラックス”できる時間を提供するコーヒーといったコンセプトになっている。
価格は、両商品とも、147円(税込)。
『味わいラテ』は、「ブラジル」、「キリマンジャロ」、「グアテマラ」、「ハワイコナ」という4種のコーヒー豆を、絶妙な割合でブレンドし、牛乳を22%加えたというもの。男女ともに受け入れられる奥深い味わいと、まろやかな口当たりを実現している。
『ほろにがブレンド』は、「グアテマラ」に、「ハワイコナ」をブレンドし、牛乳を11%加えた、コクと豊かな香りを楽しめる大人向けの味わいに仕上げられているそうだ。
同社では、今回の新ブランドの導入を通じて、新たなコーヒーユーザーの獲得と、RTDコーヒー市場の活性化を図っていきたい考えで、砂糖を入れず「コーヒーとミルクのシンプルな美味しさ」を追求した新ブランドが、既存のRTDコーヒーの男性的なイメージや味わいとは異なる、女性を含むレギュラーコーヒーユーザーの嗜好を捉えた製品となったことに期待を膨らませているようだ。
ボトルは、手にやさしく
また、オリジナルのラベル素材は、手触りを楽しめる硬質ニスラベルを採用することで手作り感を演出しており、キャップはナチュラルなグリーン地にブランドロゴを加えて、“リラックス”できる雰囲気を強調、100%リサイクル可能なプラントボトルは、植物由来の自然素材を5%から30%含むなど、ユーザーの“満足”感を高める工夫も取り入れている。
RTDコーヒーとは、「Ready To Drink」の略でその名の通り、缶やペットボトルなどの形態で、買ってすぐに飲めるコーヒーのこと。じっくり煎ったコーヒーを嗜好する向きには、社会のスタイルが変わったことを示されているかのようだ。とはいえ、単にのどを潤すだけではない、眠気覚ましでもない、味わいにこだわった「しきい値」の高さは、消費者の舌が肥えたことにもあるようだ。
日本コカ・コーラ株式会社リリース