プラダ株13%を保有し、追加取得を交渉中!
プラダといえば、イタリア、ミラノの高級ファッションブランド。バッグや靴、カジュアルウェアなどで、世界中に高い知名度を誇る。しかし、そのプラダが中国企業に買収されるかもしれないというニュースが飛び込んできた。
読売新聞によると、近年、経済成長が著しい中国の上海に拠点を置く企業「上海富客斯実業(英語名、フォックスタウン)」が、すでに取得済み13%のプラダ株を、さらに買い増し交渉していることが明らかとなったという。
上海富客斯実業とは、ブランド品を割安で販売するアウトレット店を中国国内に展開している企業。
中国では、贅沢品の市場が急成長、急拡大しているわけだが、今後、こうした有名ブランドが中国企業に買収されるニュースが現実となるかもしれない。しかし、プラダとの交渉は難航しているようで、今後、どうなるかの見通しは経ってない。
Point of view
プラダが別の高級ファッションブランド企業を買収するというニュースは何度か聞いたことがある。
例えば、経営難に陥っていた有名なイタリアのファッションブランド「フェンディ」は、フランス・LVMHとイタリア・プラダの合弁会社に買収されたりした。しかし、プラダ自身は、2001年に「フェンディ」の株式をLVMHに売却している。LVMHとは、高級ブランド「ルイヴィトン」で有名なフランスの複合企業。
そのプラダが中国企業に買収されるかもしれないというニュースは、高級ファッションブランドを展開する企業に少なからず影響を与えていくと思われる。
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