コカ・コーラシステムは、2013年3月13日、『爽健美茶国民投票』キャンペーンを、4月1日から開始することを発表している。
『爽健美茶』とは、同社が販売する清涼飲料水ブランドのひとつで、1993年に「茶流彩彩 爽健美茶」として発売されて以来、19年間の総出荷本数が、約188億本にのぼり、国内ブレンド茶市場では、7割以上のシェアを誇っているというもの。
今回の取り組みは、2013年が『爽健美茶』発売20年目となることから、“消費者の声”を大事にするブランドとして新たなスタートを切るために、実施することになったとのこと。
「消費者の声」で今年度の「爽健美茶」が決定
キャンペーンでは、消費者が、現行品の「爽健美茶(まろやかブレンド)」と、新開発の「爽健美茶すっきりブレンド」のどちらかに、投票して、その結果、多数を占めたほうの商品を、2013年度の「爽健美茶」として、6月以降、全国で発売することになっている。
投票は、2013年4月1日午前0時から、5月5日午後12時までの期間に受け付ける。投票方法は、「爽健美茶」ブランドサイトでのWeb投票や、サンプリングイベント会場での投票、または、スーパーやコンビニ、自動販売機での販売本数の三通り。
投票状況は、「爽健美茶」Webサイト上に表示され、最終結果の発表は、5月20日午前10時から同サイトで公開予定。
ちなみに、「コカ・コーラシステム」とは、原液の供給と製品の企画開発や広告などのマーケティング活動を行う日本コカ・コーラ株式会社と、製品の製造・販売を行うボトラー社や関連会社などで構成されているコカ・コーラビジネス全体のしくみのこと。
SNSの普及により、Webマーケティングの世界でも、商品開発時からの消費者の参加を促す手法が見られ始めたのだが、今回の取り組みも、そういった参加型マーケティングに当てはまるといえそうだ。お茶のメガブランドの未来をあなたの一票で。なかなか消費者の心をくすぐるアイデアではないだろうか。
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