18年続けた小学校の教師を辞め、昨年4月に開業した民泊の宿「市御堂」が、さらに楽しんでもらえる宿になることを目指して、二期工事で敷地内に「ドッグラン」新設をします。代表の深田は、令和6年3月をもって18年勤務した神戸市の小学校教員を退職し、令和7年4月に、祖父母の実家を改修した民泊の宿泊施設「市御堂」をオープンしました。現在は、自宅のある神戸市と宿のある朝来市を行き来し、宿を運営しています。おかげさまで現在(令和8年3月)、Airbnbのレビュー66件連続5.0、Booking,comのレビュー平均9.8をいただいています。宿を経営して1年になりますが、これは単なる「空き家活用」「民泊投資」ではなく、人生をどう生きるかの「生き方」、「働き方」の、自分を使った「実証実験」の世の中への提示だと自認しています。
[動画:
https://www.youtube.com/watch?v=cvJX4KjPP3E?feature=shared ]
自分の人生をどう生きるか
ちょうど5年前の令和3年2月、私は人生で初めて休職を経験しました。
それまで16年、決して順調とは言えませんが、それなりに教師としての仕事を続け、多くの仲間と共に教育に打ち込んでいました。
しかし5年前、担任していた児童の保護者の執拗で攻撃的なクレームに端を発した事項から、休職を余儀なくされました。
そこから約1年間、休職をすることになりました。収入が減り、時間だけが膨大に残された中で、自分の生き方について振り返り、これからについて考えました。
それまで、学校に勤務し、学校教育に携わることが当たり前で、それがずっとつづくものだと思っていました。しかし、それが一瞬で覆されました。
その間に、さまざまな分野の人々に会う機会がありました。そうした中で、もっと生き方は自由でいいのではないか、もちろん責任は伴うが、別の方向もあるのではないか、そう思えてきたのです。
働き方について
インターネットが普及し、世の中は一変しました。そして、スマートフォン、現在はAIと、まさに人類史上の大転換期であると言えます。
働き方についても、この数十年の中での大転換期と言えるのではないでしょうか。
これまでの数十年、日本では「終身雇用」が当たり前でした。また、学生を経て、就職活動をし、企業に雇用されて給料をもらう、ということも当たり前のことでした。
しかし、世の中の景気が悪くなり、日本経済が以前ほどの強さを持つことができなくなり、状況は変化しつつあります。上の仕組みが完全に変わることはないと思いますが、企業側も安定して雇用することを保障することが難しくなり、終身雇用の常識は崩れつつあるように思います。
私についても、それがダイレクトに差し出された形になりました。
このまま教師を続けるか? それとも別の道を歩むか?
その時に、ちょうど祖父母の家を、もう手放そうかという話が親戚の間で持ち上がっていました。
そして、ずいぶん悩みましたが、新しい道へ進む決意をしたのです。
二拠点居住について
新しい道を選択する際、このことが一番悩んだことでした。
まず、そんなことが可能なのか? コストがかかりすぎるのではないか? そして、独り身ならまだしも、私には家族がいました。家族に大きな迷惑がかかるのではないだろうか。
まず、かかるコストも計算しました。決して少なくはありません。しかし、事業を軌道に乗せることができれば、必ずそれはペイできると考えました。問題は家族です。これは、お願いするしかありませんでした。その時点でいくら理屈を述べても事業がうまくいくという保障はどこにもありません。しかし、挑戦させてほしいという願いと、うまく回るようになれば民泊はリモートで対応し、遠隔で運営することができ、家にも戻れる日が増えるということで妻に相談しました。
結果として、なんとか二拠点を行き来しながら生活をすることができています。もちろん家族には多大な迷惑をかけてはいますが。しかし、二拠点居住をすることで得た一番大きなものは、家族の大切さを改めて知ることができたことでした。
また、都市部と農村部の両方のよさを感じることができます。朝来の緑豊かな里山の風景はとても素敵ですが、私は神戸の街並みもとても好きです。しかし、20年近くも同じ場所に住んでいると、それが当たり前になり、よさを感じることもなくなります。こうして行き来するようになって、改めて神戸の町のよさも感じることができました。
こうして、なんとか事業を約1年続けることができました。来ていただいたゲストは累計100組以上になります。海外からも多くのゲストに来ていただき、約3割がインバウンドのゲストです。さらに、現在はご縁があって、朝来の地域活性化の事業に関わらせていただいていて、2つの宿泊施設の立ち上げにも携わっています。
新施設「ドッグラン」について
当宿「市御堂」を、愛犬との旅を楽しんでいただける施設に拡大します。
私自身も犬を飼っていますが、ある知り合いと、宿と犬のことについて話していたときに、
「もしわんちゃんと泊まれたら行きますか?」「絶対行きたい!」
その方は2匹のわんちゃんを飼っていましたが、なかなか一緒に過ごすことのできる宿や施設は少なく、旅行にも行きにくい、ということでした。一棟貸切の宿ならペット同伴も行いやすいと考え、昨年6月、ペット同伴OKのプランを始めました。
それからたくさんのわんちゃん連れのゲストに来ていただきました。多くの方に、一緒に旅ができることにとても満足していただけました。しかし、やはり室内は制限せざるをえないことが多く、わんちゃん自身がのびのびとすることができていませんでした。そこで、もともと納屋があった跡地にドッグランを作ることを考えたのです。
まだ資金に余裕があるわけではありませんが、魅力ある施設にすることでそれも回収出来ると考えています。資金を補うために、現在クラウドファンディングでも支援を呼びかけています。
プロジェクトページ
https://camp-fire.jp/projects/910167/preview
5月にドッグラン施行開始
5月下旬完成予定
長く愛される宿を目指して、がんばります。
提供元:
valuepressプレスリリース詳細へ