ニホンモニター株式会社は、インターネット調査によるブランド認知調査『N-Seeブランド認知調査』の提供を、2010年11月1日から開始している。
同サービスは、スポーツイベントにおける広告看板露出により、スポンサーの企業名や商品名、ロゴ等を視聴者がどのくらい認知したか?また、スポーツイベント放送前と放送終了後では、認知率がどう変化しているのか?認知レベルは上がっているのか?などの「スポーツスポンサーシップ効果」を把握することを可能としている。
従来、スポンサーシップ契約企業は、同社の既存サービスである『N-See System』ブランド露出調査を利用することで、テレビ中継でのブランド名やブランドロゴの露出回数や露出秒数、画面上の露出割合、画面上の露出位置などのデータ収集が可能となっていた。
今後は、同露出調査の計測数値にブランド認知調査を加えることにより、露出量とブランド認知率の相関性やスポーツスポンサーシップにおける効果的な広告看板戦略を打ち出すことが可能になるという。
『N-See System(エヌシー・システム)』とは、過去20年に渡るスポーツ中継ブランド露出調査の実績と豊富なデータベースに加え、イギリス、アメリカ、イタリア、スペイン等、スポーツスポンサーシップ先進国の独立系調査会社で利用されている、実質世界標準の画像認識による露出調査システム『magellan』を導入することで、より高い精度と効率性を実現した、ニホンモニタースポンサーシップ効果測定システムの総称のこと。
なお、同サービスには、当該スポーツ中継の放送終了後に、全国の当該スポーツ中継の視聴者100名にインターネット調査が行われる「After調査」と、当該スポーツ中継の放送前に、全国の当該スポーツ中継のよく視聴する人100名にインターネット調査が行われる「Before調査」がある。
正月の箱根駅伝が紅白歌合戦に代わる国民行事とも言えるほどの視聴率を稼ぐようになっていることから、コンテンツとしてのスポーツ中継は価値を高めつつあるようだ。質の低下が著しいバラエティやニュース番組とは異なり、イメージ向上にも役立つことから、マーケティング広告も離出の傾向を強めるにちがいない。
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